サポート日記

家族のサポートで人生このまま終わるのか?疑問に思いつつも日常に追われる人のブログです。

手術成績

久々の医療過誤の記事のアップになります。
病院からのコンタクトの結果や一人目の協力医の意見書が出来てきてはいるのですが、まだ、気持ちの整理ができておらず、詳しく書くことが出来ません。

手術と言うものは密室で行われるため、執刀医が記録したことが判断材料の全てになってしまうのですね。

私が父の死を、説明された合併症の範囲内のものだと受け入れられないのは、手術成績について真実を告げられていなかったからです。手術の危険率は10%と聞いていました。もう一昨年のことになってしまうのですが、病院のホームページには、手術死亡率が胸腹部大動脈瘤としてはのせられておらず胸部大動脈瘤に含まれていました。医師の説明とホームページにのっていた、非常に低いこの病院での手術死亡率を信じていました。また、読売新聞の医療ルネッサンスに執刀医が大動脈瘤手術の名医として掲載されていたこともありました。疑う理由がありませんでした。

今、この病院のホームページを見ると胸腹部大動脈瘤の手術成績が載っています。2004年(父の手術の前年)は定例手術が2件中1名死亡、緊急手術は3件中2件死亡。父の亡くなった2005年は定例手術が4件中父を含めて2名死亡、緊急で2件中1名死亡。定例手術で周到な準備をしているにも関わらず死亡率は50%です。これだったら破裂してから救急車で運ばれて手術しても大差なかったのではと考えるのが普通の感覚ではないでしょうか?本当に名医なのか?名医とはなんなのか?